2014年11月08日
LVOAタイプWCRSを組んでみる Vol.1
エアガン・海外パーツの専門店
香港マニアです。
今回は前回の「LVOAタイプWCRSを組んでみる Vol.0」の
続きを書いて行きたいと思います。
それでは早速…
今回は「ANGRY GUN」より発売されました、
「LVOA type WCRS (ワイヤーカッターレイルシステム) 」を組んでいこうと思います。

現在手持ちでレイルを交換出来る本体がKSCのGBBしかなかったのですが、
レイルのバレルナットは東京マルイM4シリーズ(次世代を含む)と、
KSC、WA、G&P GBB M4に対応しており、組込み方法も変わらない為、
参考にして頂ければと思います。
※WEは専用のバレルナットが必要になります。
レイルの長さは16.2インチと13.5インチの2種類ありますが、
私スタッフNは長いM4が好きな為、16.2インチを選択。

このレイルの特徴と致しましては、ハイダー側の形状が特殊なことです。
実銃の話となりますが、ハイダーがレイルの中に収るような作りとなっており、
この形状がマズルフラッシュを軽減する効果があるようです。

また、レイルの形状が縦の細長いので手にフィットし易く、
コスタ撃ちユーザーに非常にお勧めです!!

バレルナットは4箇所穴が空いているだけという非常にシンプルな作りです。
締め込む際は下の画像の様なパイプリングキーを使用して頂ければ、
しっかりと締め込む事が出来ます。

他にはGP817A等のパイプリングキーがあります。
それではバレルとバレルナットを取り付けて行きます。
まずはアッパーフレームにキットにバレルナットを手で締め込んでみます。

今回は最後まですんなりと締め込む事が出来ました。
海外製のレシーバーを使用している場合、最後まで締め込む事が
出来ない場合があったりします。
その場合、擦り合わせが必要になります。
三角ヤスリを使って溝を調整して行くのですが、
今回は割愛させて頂きます。
※擦り合せが必要な方はこちらの記事をご参考下さい。
↓ ↓ ↓
■M4にNOVESKEハンドガードを組んでみる■

写真の様に、パイプリングキーを引っかけて締め込みます。
ここでご注意頂きたいのが、アッパーフレームの持ち方です。
メタルフレームに変えていても、非常に割れやすい為、
気をつけて下さい。
悪い例が下のような持ち方となります。

この用に握り込んでしまうと、ダストカバーの下側が容易く割れてしまいます。
1番良い方法が「GP817B インストール・ツール・セット」に付属しているレイル止めを使い、
万力に固定する方法です。

この様にすると最小限の力で、しっかりと締める事ができ、
余分な力が直接アッパーにかから無い為、安全に作業出来ます。

組込み後です。
この時点で一度レイルを仮組みしてみましょう。

レシーバー、アウターバレルの相性や個体差にもよるのですが、
赤枠部分に隙間がある場合、アウターバレルの基部部分を削ったりして
調整が必要となります。
※レイルを固定する3箇所のネジも締めます。
その際に隙間があれば調整を行います。

アウターの材質(スチール)によっては、工場に委託しないと駄目な場合もあります。
上の画像で色が変わっている部分が削った箇所となります。
加工後の微妙な調整は、バレルロックシムセットを使用します。

このレイルに関しましては、ここをしっかりとしていれば、
後はほぼ組込んで行くだけに近いです。
私のものは隙間が0.3mm程でした。
今回はそのままの方が良さそうです。
確認、調整が終わればレイルを取り外し次の行程へ…
次にガスブロック、ガスチューブの組込みです。
チューブと組み合わせて、イモネジで固定するのですが、
ここで問題が…

赤枠内を見て頂けますでしょうか。
穴の位置がずれており、イオネジを通す事が出来ませんでした。
一度取り外し、個々にイモネジが入るかチェック。
どちらもネジが通るだけの穴は明いておりました。
恐らくガスチューブの穴の位置が悪く、ズレが生じている模様…
今回のケースで有れば、先をヤスリで少しずつ削れば大丈夫なので、
ゴリゴリして行きたいと思います。

使用したのは一般金属加工用の平ヤスリです。
こやつでゴリゴリします。

削る際ですが、上のようにガスチューブを支えて削る方法でも問題はありませんが、
きちんと水平に削っているつもりでも、以外と出来ていないものです。

良くみられる削れ方が上です。
黒がガスチューブとなります。人から聞いた話なので確かではありませんが、
人間の腕の構造上どうしても手前に引いた時と、伸ばした時にズレてしまうそうです。
そこで、下の様にヤスリを机に置いて、ガスチューブの方を前後に動かす方法で
削って行くと綺麗に平面を保ちながら削る事が出来ました。

加工後がこちら

今回の場合、少し削り過ぎてもイモネジで固定できるので大丈夫ですが、
なるべく「ちょっと削っては確認」を繰り返して頂くのが1番かと思います。

なかなかベストな位置だと思います。
問題無くイモネジを通すこともできましたので、
本体に組込んでいきたいと思います。

真っ直ぐかどうかを確認。
問題なし。

大体かたちが出来てきました。
ゴールまで後少しとなりますが、大分長くなってしまいましたので、
今回はここまでとさせて頂きます。
続編は、実際に取付け~完成までを載せたいと思います。
それではまた次回…
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香港マニアです。
今回は前回の「LVOAタイプWCRSを組んでみる Vol.0」の
続きを書いて行きたいと思います。
それでは早速…
今回は「ANGRY GUN」より発売されました、
「LVOA type WCRS (ワイヤーカッターレイルシステム) 」を組んでいこうと思います。

現在手持ちでレイルを交換出来る本体がKSCのGBBしかなかったのですが、
レイルのバレルナットは東京マルイM4シリーズ(次世代を含む)と、
KSC、WA、G&P GBB M4に対応しており、組込み方法も変わらない為、
参考にして頂ければと思います。
※WEは専用のバレルナットが必要になります。
レイルの長さは16.2インチと13.5インチの2種類ありますが、
私スタッフNは長いM4が好きな為、16.2インチを選択。

このレイルの特徴と致しましては、ハイダー側の形状が特殊なことです。
実銃の話となりますが、ハイダーがレイルの中に収るような作りとなっており、
この形状がマズルフラッシュを軽減する効果があるようです。

また、レイルの形状が縦の細長いので手にフィットし易く、
コスタ撃ちユーザーに非常にお勧めです!!

バレルナットは4箇所穴が空いているだけという非常にシンプルな作りです。
締め込む際は下の画像の様なパイプリングキーを使用して頂ければ、
しっかりと締め込む事が出来ます。

他にはGP817A等のパイプリングキーがあります。
それではバレルとバレルナットを取り付けて行きます。
まずはアッパーフレームにキットにバレルナットを手で締め込んでみます。

今回は最後まですんなりと締め込む事が出来ました。
海外製のレシーバーを使用している場合、最後まで締め込む事が
出来ない場合があったりします。
その場合、擦り合わせが必要になります。
三角ヤスリを使って溝を調整して行くのですが、
今回は割愛させて頂きます。
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ここでご注意頂きたいのが、アッパーフレームの持ち方です。
メタルフレームに変えていても、非常に割れやすい為、
気をつけて下さい。
悪い例が下のような持ち方となります。

この用に握り込んでしまうと、ダストカバーの下側が容易く割れてしまいます。
1番良い方法が「GP817B インストール・ツール・セット」に付属しているレイル止めを使い、
万力に固定する方法です。

この様にすると最小限の力で、しっかりと締める事ができ、
余分な力が直接アッパーにかから無い為、安全に作業出来ます。

組込み後です。
この時点で一度レイルを仮組みしてみましょう。

レシーバー、アウターバレルの相性や個体差にもよるのですが、
赤枠部分に隙間がある場合、アウターバレルの基部部分を削ったりして
調整が必要となります。
※レイルを固定する3箇所のネジも締めます。
その際に隙間があれば調整を行います。

アウターの材質(スチール)によっては、工場に委託しないと駄目な場合もあります。
上の画像で色が変わっている部分が削った箇所となります。
加工後の微妙な調整は、バレルロックシムセットを使用します。

このレイルに関しましては、ここをしっかりとしていれば、
後はほぼ組込んで行くだけに近いです。
私のものは隙間が0.3mm程でした。
今回はそのままの方が良さそうです。
確認、調整が終わればレイルを取り外し次の行程へ…
次にガスブロック、ガスチューブの組込みです。
チューブと組み合わせて、イモネジで固定するのですが、
ここで問題が…

赤枠内を見て頂けますでしょうか。
穴の位置がずれており、イオネジを通す事が出来ませんでした。
一度取り外し、個々にイモネジが入るかチェック。
どちらもネジが通るだけの穴は明いておりました。
恐らくガスチューブの穴の位置が悪く、ズレが生じている模様…
今回のケースで有れば、先をヤスリで少しずつ削れば大丈夫なので、
ゴリゴリして行きたいと思います。

使用したのは一般金属加工用の平ヤスリです。
こやつでゴリゴリします。

削る際ですが、上のようにガスチューブを支えて削る方法でも問題はありませんが、
きちんと水平に削っているつもりでも、以外と出来ていないものです。

良くみられる削れ方が上です。
黒がガスチューブとなります。人から聞いた話なので確かではありませんが、
人間の腕の構造上どうしても手前に引いた時と、伸ばした時にズレてしまうそうです。
そこで、下の様にヤスリを机に置いて、ガスチューブの方を前後に動かす方法で
削って行くと綺麗に平面を保ちながら削る事が出来ました。

加工後がこちら

今回の場合、少し削り過ぎてもイモネジで固定できるので大丈夫ですが、
なるべく「ちょっと削っては確認」を繰り返して頂くのが1番かと思います。

なかなかベストな位置だと思います。
問題無くイモネジを通すこともできましたので、
本体に組込んでいきたいと思います。

真っ直ぐかどうかを確認。
問題なし。

大体かたちが出来てきました。
ゴールまで後少しとなりますが、大分長くなってしまいましたので、
今回はここまでとさせて頂きます。
続編は、実際に取付け~完成までを載せたいと思います。
それではまた次回…
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Posted by 香港マニア at 22:30│Comments(0)
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